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短冊、七夕、そして願い事 [七夕]

もうすぐ七夕、今年は短冊に願い事を書こうかなあ。


そういえば、ここ何年か、短冊に願い事なんか書かずに、

毎年七夕が過ぎて行ってしまったなあ。


今年の七夕は、久しぶりに短冊に

願い事を書いてみようと思う。


もうすぐ7月7日、七夕がやってくる。


七夕といえば、織姫と彦星が1年に1度会ってもいいと

神様に許された日だ。


なんてロマンチックな日なのだろうか。


今年は私も短冊に心をこめて願い事を書いてみようかな。


ということで、ここでは少し、

短冊について触れておきたいと思う。


短冊とは、和歌や俳句や絵などを書く縦長の料紙で、

鳥の子紙や画仙紙などを厚紙に貼り合わせたもののことを言う。


短冊はたんじゃくとも呼ばれている。


この七夕飾りの代表とも言える短冊だが、

紙の短冊が使われ始めたのは江戸時代の頃だ。


短冊に書く願い事に関しても、

中国から七夕の原型が伝わった頃は、

織姫星に女性が裁縫などの上達を願うだけだったみたいだ。


しかし、時代が江戸まで進む頃には、

願い事の風習は男女ともに行われるようになったらしい。


特に、江戸時代には、基本的な読み書きやそろばんを教えてくれる

寺子屋という場所がたくさんあったので、

七夕になると子どもたちは、「読み書きがもっとうまくなりたい」

と願うのが一般的だったようだ。


現在では、七夕になると、

短冊に好き放題に願い事を書いてしまっているが、

昔の時代の願い事はその時代の生活や文化に即していて、

なんかとても興味深い。


今でも寺子屋のあった江戸時代の願い事の名残として、

サトイモの葉にたまった朝露を集めて硯に移し、

それで作った墨で短冊に詩歌を書くと字が上達する、

という言い伝えも残ってはいるようだが。


とは言っても、最近の願い事は本当に様々だ。


中でも特に多い願い事を5つくらい挙げると、

「家族みんなが健康で過ごせますように」、

「毎日楽しい生活が送れますように」、

「宝くじが当たりますように」、

「夫婦・家族円満に過ごしていけますように」、

「日本や世界がもっと平和になりますように」、

っていう感じらしい。


まあ、よくありがちな願い事だ。


でも、短冊に願い事を書いたからといって、

当然、全部が全部叶うというわけでもない。


いずれにしても、願い事を叶えたければ、

ただ願っているだけでなく、

それ相応の努力もしなければ、

なかなか心願成就というわけにはいかないだろう。










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